みなせ補聴器センター

みなせ補聴器センター
TEL:075-925-7756
FAX:075-925-7598
大阪府三島郡島本町水無瀬1-18-13 エクセル水無瀬204
エレベーターがありますので車いすでのご利用が可能です。

「医者は病(やまい)を診て、私たちは人を見る」

「みなせ補聴器センター」スタッフの山内です。

激動?のオープン2日間が終了しました。(実際は、静かに過ぎ去った2日間でした)
2022年10月30日がオープンでしたが、実は、その前日の29日に、姉妹店である「メガネショップWAY」のお得意様をご招待して、こっそりとプレオープンセールを開催しました。

その一日目のお話しをさせていただきます。

補聴器メーカーの営業マン「K」氏は、オープンの前から、設備、技術をはじめいろいろとお世話になり、当日もセールス・サポートをお願いしました。
その営業マン「K」氏の1日目のプレオープン終了後の接客についての反省会?での言葉が(心に)沁みました。

「医者は病(やまい)を診て、私たちは人を見る」
お互いの立場の違いをしっかりと認識したうえで、私たちにできることをお客様、お一人おひとりにしっかり提供していきましょう。

翌日のオープンを控えた一日の締めくくりにそんなお話がありました。
「ヤバイ!これって…」
ブログに書けるやん、と心の片隅にニヤリとうす笑いを浮かべている自分の姿が見えました。

見当違いの非難をする方がいるかも知れませんので、あえて、書かせていただきますが、決して、お医者様を批判しているのではありません。
むしろ、逆です。
私は、基本的にお医者様は病気を治す事ができるとても稀有な存在だと認識し尊敬しています。
一方、私たちは、病気を治すことは出来ません。
ですが、お客様が、現実の生活の中でお困りになっている状況を理解したいと思います。そして、少しでも良くすることが出来ないかを一緒になって考えることが出来ます。

※出典フォナック補聴器


例えば、同じ聴力図(お客様の聴こえの状態を表した図で”オージオグラム”と呼ぶことが多いです)を見てどう考えるでしょうか。
お医者様はオージオグラムから病気の気配を察知して、その病気を根治しようと考えます。(そうなんだと思います、多分。)
一方、私たちは、そこから、お客様がお困りになっている状況を推測し、どうしたら改善出来るだろうか、と考えます。

言葉が上滑りするようなセールストークではなく、本当にお客様のお役に立ちたい、そんな自分(希少種?)であり続けたいと思いました。

「病気を診ずして、病人を診よ」
これは、あのナイチンゲールの看護に対する考え方に基づいた東京慈恵会医科大学の理念だそうです。「K」氏の言葉となんとなく通ずるものがあると思いました。